top of page
ようこそ。アトリエ エクラのホームぺージへ
Welcome to our homepage
カルトナージュは、厚紙で造形し、布や柄紙で装飾して作るフランス伝統の厚紙工芸です
00:00 / 12:55
BGM
2024WEB作品展のテーマは「童話と寓話の世界 第二章」。
前回の作品展に続き「童話と寓話」のテーマを、さらに深く堀り下げてみました。
シャルル・ペロー寓話集や、ラ・フォンテーヌ寓話集からの物語を題材にした作品をご紹介します。
赤ずきんちゃん
(フランス布)
赤ずきんちゃん
(ドイツ布・グリム童話)
親指小僧
長靴を履いた猫
今回、子供の頃から馴染み深い「赤ずきんちゃん」を題材にした作品が多く揃いましたが、制作に使用したフランスの布とドイツの布には特徴があり、布と文学は深いかかわりがあることを知りました。
17世紀のフランスの詩人シャルル・ペローが自分の子どものために書いた「赤ずきんちゃん」の物語を、19世紀にドイツのグリム兄弟が書き加え、猟師と犬を登場させてお婆さんと赤ずきんちゃんを救い出します。
上の写真で、フランスの布には無い猟師と犬の絵を、ドイツの布で見ることができます。
また、17世紀フランスの詩人ラ・フォンテーヌが書いた寓話集は、教訓的な内容を擬人化した動物などに託して語る物語で、当時のフランス皇帝ルイ14世の6歳の王太子に捧げられたと伝えられています。
幼い頃に読んだ物語も、今読むとそのメッセージの深さに驚きます。
作品を通して、次の世代に大切なメッセージを伝えていくことができたら幸いです。
bottom of page