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表面に凹凸のある作品

 

無地や単調な柄の布を使った場合など、作品の表面が何となくのっぺりして物足りなさを感じることがあります。

以前、プリーツで折りひだを付けたり、ギャザーでシワを寄せたりして作品表面に変化を付ける手法と作品をご紹介しましたが、今回は表面に凹凸を付ける工夫を試みました。

 

「長靴を履いた猫」 アーチ形のカードケース

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縦の凹凸の場合は幅(横方向)に、横の凹凸の場合は長さ(縦方向)に、通常より多目に布が必要になりますが、絵柄が途中で切れてしまいそうな場合などにも、効果があります。

下の楕円では、左側の縦方向に凹凸のある面には赤ずきんちゃんが入っていますが、右側はオオカミまで。

また、縦方向の凹凸では猟師も犬もオオカミもスリムに見えます。

 

「赤ずきんちゃん ドイツ・グリム童話」

 左側:凹凸のある楕円 右側:通常の楕円

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​次ページからの出展作品の中にも、凹凸のある作品をご覧頂けます。

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